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バッファーロー製SeeQVault HDDのドライブを換装 (2022年8月)

かなり前に購入したバッファロー製SeeQVault HDDの壊れたドライブを換装したので、その記録です。

ターゲットは HDV-SQ2.0U3/VC、すでに製造終了になっている古いSeeQVault 外付けHDDです。Panasonic製のブルーレイレコーダー DMR-BRZ2000 に繋いで使用していました。

https://www.buffalo.jp/webpim/product/image/H/HDV-SQU3_VC/HDV-SQ2.0U3_VC/HDV-SQ2.0U3_VC__0100.jpg

www.buffalo.jp

 

ところが、ある時点から「再生は(なんとか)できるが、録画しようとすると異常に時間がかかってリトライを繰り返し、5分のコンテンツでも1時間以上コピー時間がかかる」ようになってしまいました。USBケーブルやACアダプタを交換しても改善しないので、HDDドライブの故障か、変換基板の故障のどちらかだなと思っていました。

で、2021年の年末に(ロジクールではない方の)ロジテック社で AV用HDDの在庫品放出イベントがありました。

www.amazon.co.jp

インターネットで調べたところ、バッファローのSeeQVault HDDは換装可能とのことだったので、もしかしてドライブ交換できる...と思って、DMR-BRZ2000で利用可能な最大容量 3TBのAV用HDDを一台 12,050円で2台入手しておきました。

実際にドライブ交換しようとすると、実はきょうたいを開けるのがなかなかに大変。すべてツメのみでとまっており、最初に穴のところのツメを楊枝状のもので押し込んで外したあとは、少しずつ試行錯誤しながら開ける必要がありました。

 

全体像

ドライブを取り出してみると以下のような感じ。左がロジテックから買った3TB、右が元の2TBです。図らずも同じEURXシリーズでした。

変換基板には容量 0GBのSeeQVault SDメモリカードが利用されており、ここから取得した暗号化キーを外部に見せているようです。

変換基板とSeeQVault対応SDメモリ

組み上げて DMR-BRZ2000 で初期化するとSeeQVault ドライブとして3TB分問題なく利用できました。結果的に故障していたのはドライブの方で、変換基板は問題ありませんでした。