せろひきの練習NEO

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SBS2003 Service Packのインストール

Windows Small Business Server 2003のSP1がリリースされてからしばらく経ちました。当方でもアップデート用CDを発注していたのですが、今まで机の上におきっぱなしになっていたので、今回インストールしてみることにしました。

SBS2003のCDによるアップデート手順は以下のようになります。

(CDの一枚目を使用して)

1. Windows Server 2003 SP1のインストール

SBS2003用のWindows Server 2003 SP1は通常のものと多少異なるところがあるようです。必ずSBS2003用のものを使うように、とリリースノートに書いてあります。

普通にやると1時間ぐらいかかりました。

2. SharePoint Services 2.0 SP1をインストール

なぜか「すでに適用されています」と出たので、そのまま次に進みました。

3. Exchange Server 2003 SP1をインストールする

30分くらいかかりましたが問題なく終了しました。

(ここからは2枚目のCDを使用して...)

4. 展開用Windows XP SP2をインストールする

SP2になっていないXPクライアントをサポートするために、Windows XP SP2をサーバーにおいておきます。

このパッケージは、なぜかSBS2003用のパッチ - KB891193と表示されます。

5. Smaill Business Server 2003 SP1 (本体)をインストール

これもインストール中は KB887624 と表示されますが、混乱しないように。

インストールが終わると一度再起動を要求されました。

6. (おまけ) Windows Update

Windows Updateをやってみると、

- SharePoint Services 2.0 SP2のインストール

を要求されたので、これもやっておきました。

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しばらく使用してみましたが、問題なく動いているようです。Windows Server 2003ではIEでブラウズするときにブロックがかかりますが、ブロック解除リストに登録できるサイトは標準でhttps://のPrefixを持つもののみと変更されたようです。もちろんオプションのチェックをはずすと通常のhttp://サイトも登録できるのですが...

まあ、多少時間はかかりましたが、スムースにSBS2003 SP1環境へ移行することができました。