せろひきの練習NEO

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Windows Liveシリーズがバージョンアップ

当方では現在仕事のメアドをOffice Live small businessでホストしていまして、PCで使用するメールクライアントとして、Windows Live メールを日常的に使用しています。

マイクロソフト的にも、「Outlook Express」やVistaの「Windowsメール」などのスタンドアロンメールクライアントは捨てて、これからはインターネット側との連携がキーになる「Windows Liveシリーズ」のアプリケーションに注力するとのアナウンスが出ています。

マイクロソフト、CESでWindows7 ベータ版とWindows Liveの提供開始を発表
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/release.aspx?i=209102

さて、昨年からベータが開始されていたWindows Liveシリーズ(のローカルアプリ+Webサービス)ですが、先ほど正式版のリリースが発表され、当方でもインストールしてみました。

Windows Liveシリーズは紹介サイトがアプリケーションの数だけあるため、検索してもなかなか正しいダウンロードサイトへ行きつけませんが、結局は一つのインストーラで複数アプリをダイナミックにダウンロード→インストールと進むシステムです。しかも現在旧バージョンアプリ使用中でも自動的にアップデートインストールされるため、旧ソフトウエアをアンインストールする必要もありません。(これはちょっと前のVisual Studioで強調していたデプロイ機能に近いですね。)

ダウンロードはこちらから
http://download.live.com/

Windows_live_installer
インストーラ画面

Windows_live_mail_version
インストール後の"Windows Liveメール"バージョン表示

[Windows Liveメール」はメール本体や連絡先(アドレス帳)機能がインターネットサイト側にあり、複数のPCでここにアクセスするようにすれば自動的に最新の状況に保つことができます。今回の新機能はスケジューラ画面が搭載されたこと。これで、自分のスケジュールでだけではなく、Windows Live IDで共有した他人のスケジュールも表示させることができます。

あと、最近便利だなと思ったのは(インターネット上の)"Windows Live フォト"機能で、任意のWindows Live IDのほかのメンバーとサイト上で写真共有できるのですが、ここへのアップローダとして(Windows Liveシリーズアプリの)"Windows Live フォトギャラリー"を使用することができます。

ちなみに、昨年末には「Windows Live フォトガジェット」というVista用のガジェットアプリが公開されており、これを利用すると、(インターネット上の)"Windows Live フォト"に格納されている写真をガジェット表示することができます。MS的には各種Windows Mobileバイスは勿論、.Net Micro Frameworkでもこれと同じ機能を持つスタンドアロンのフォトフレームデバイスを作ることができるはずなのですが...

Windows Live フォト ガジェットではじめる カンタン写真共有!
http://go.windowslive.jp/photogadget/

MS、Live フォトへ手軽に写真を投稿できる「Windows Live フォト ガジェット」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/12/16/photosgadget.html

Windows 3兄弟”が実現する「壁のない世界」――「Windows Live フォト ガジェット」開始
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0812/20/news004.html