Office2013無償アップグレードが開始されました
昨日あたりより、既存のOffice2010ユーザー向け2013無償アップグレードが可能になっている模様です。
1. アップグレード開始通知を希望するユーザーは事前にメールアドレスを登録するように促されていました。その結果、アップグレード開始のメールが届きました。
あるいは、日本マイクロソフトのOffice2013案内のサイトからも開始できます。
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/2013offer/redemption/default.aspx
2. うちの場合はなぜか英語サイトに案内されました(ブラウザの設定でこのようになることがあるようです)
「1. Activate Office」は2月7日までに済ませているはずなので、「2. Download the next version of Office now」の「Redeem now」ボタンを押します。
3. ライセンスアクティベート済のOffice2010プロダクトキーを入力します。これにより、Personal / Home and Office / Professional のどれかと、アクティベートが無償アップデート期間かどうかが判断されます。
※ captcha画像は加工してあります。
4. マイクロソフトIDでサインオンするように促されます。Windows 8でマイクロソフトIDでログインする設定の人はそのままで行けるかもしれません。そうでない人はサインオンします。マイクロソフトIDがない人は新規に(任意のメールアドレスを使って)登録する必要があります。
https://office.microsoft.com/ja-jp/MyAccount.aspx
サインオン後、以下のMy Officeアカウント表示になります。
ここで「Install」ボタンを押すと、そのままインストールが始まります。または「Install from a disc」を押してメディアからのインストールを選択します。
5. メディアからのインストールを選択すると、以下の画面になります。
- 手持ちのディスクメディアを利用してインストール
- インストール用ディスクを購入
- ディスクメディアを作成してからインストール
「手持ちのディスクメディア」は、Office 2013のパッケージ版を持っていたり、評価版を持っていたりした場合に、キーのみ別のものを使用してインストールする方法です。自分でDVDを焼ける人や、とりあえずイメージをハードディスクやUSBメモリに保存してそこからインストールすることも(特にWindows 8では)簡単にできます。
ディスクメディアからインストールする場合には、表示されるプロダクトキーが必要です。現在ではOfficeのライセンスはプロダクトキーがすべてといっても過言ではないので、扱いに気を付けてください。(2つのPCまでは問題なくインストールできるはずです)
ちなみに、ディスクメディアは一つで32bitと64bitの両方に対応していました。
5. そのほか
Office 2010から、「試用版Office」をインストールした後、有効なプロダクトキーを入力する方法で、まったく製品版と同じインストール状態になるようなっています。つまり、DVDメディア付のパッケージ版を買っても、ライセンスキーのみのディスクなし版でも(もちろんオンラインのMirocsoftストアからの購入でも)まったく区別なく販売することが可能になったということです。
Windows 8ではマイクロソフトIDを使ってWindows ストアにログインし、ここからアプリを購入&インストールする流れがフューチャーされています。今回のOffice2013のインストール/アップグレードもWindowsストアアプリと同様の仕組みを使っているのかなと思います。
これに追加してOffice 2013ではマイクロソフトIDによる「プロダクトキーのクラウド保存」的機能が実装されたみたいですね。これにより、任意のインターネットに接続したPCからMy Officeにアクセスし、(ライセンスが有効である限り)そこから直接PCにOffice をインストールすることが可能です。ネットブックやWindowsタブレットのようなメディアドライブを持たない環境でのインストールが(時間は多少かかりますが)大幅に簡単になりました。