Centrino2プラットフォーム発表
2008年後半のノートPC向けIntelプラットフォーム「Centrino2」が発表になりました。
米Intel、Montevinaこと「Centrino 2」を正式発表
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/16/001/
インテル、“Montevina”こと「Centrino 2」を発表
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0807/16/news045.html
コンシューマーで重要なのはBlu-ray──インテル、Centrino 2のコンセプトをアピール
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0807/16/news123.html
Nehalemに向けてCentrino 2で足場を固めるインテル
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0807/17/news039.html
Centrino2はコードネーム"Montevina"と呼ばれていたものです。
- 45nm Core2Duo ("Penryn")
- GM45またはPM45 Express チップセット、ICH9Mサウスブリッジ
- WiFi Link 5000シリーズ(a/b/g/n + WiMAXオプション)
- 最大2GB Intel Turbo Memory (オプション)
などで構成されます。
これまでのGM965/PM965 Expressチップセット("Santa Rosa"プラットフォーム)と比べると、
- FSB1066MHzを追加サポート(ただし800MHzはサポートしない)
- DDR3メモリをサポート可能、最大8GBまで
- GM45でGMA4500MHDグラフィックがVC1とAVCの動画支援をサポート
などとなっていますが、最大の注目点はどれほど消費電力を抑えられるか、でしょう。今後8月から9月のタイミングで省電力向けCPUやSFFチップセットが発表される予定、だそうです。
Intel的にはノートPC向けの最後のFSBアーキテクチャ(この次の"Nehalem"ではCPUに直接メモリが接続されるようになる)であるため、年末には近年でも完成度が高いCentrino2ノートPCがリリースされる可能性があるのではと思います。(440MXから830Mに移行したころを思い出しますね。当時、特殊チップセットのVAIOノートSRを愛用していました。)
今後、いずれかのタイミング(秋? 年末?)で iMacやMacBook/ProもMontevinaベースに変わるのではと考えられます。
以下Montevinaまとめ
2008年のモバイルプラットフォーム「Montevina」への道
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1011/kaigai310.htm
WiMAXはノートPCの標準機能になるか
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0131/ubiq170.htm
Santa Rosaの発展版となるIntelのMontevinaプラットフォーム
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0417/ubiq185.htm
ノートPCのさらなる小型化が可能なMontevinaプラットフォーム
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0418/ubiq186.htm
Intel、Montevina世代のCPUに25Wの熱設計仕様を設定
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0830/ubiq194.htm
Intelが1月にSanta Rosaリフレッシュ、5月にMontevinaプラットフォームを発表へ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0925/ubiq198.htm
Centrino2の発表が延期された理由とは